2013年11月8日金曜日

大学周辺でカフェをやる意味

今に始まった事ではないですが、3年半ほど前にお店をはじめ
そこかしこである事、無い事言われたりしているようなので
この辺でもう一度、私自身がやろうとしている事を文章にしておこうと思う。

っと、そんな滑り出しで書こうと思った矢先、twitterに良いヒントというか
私自身が まさに言ってきた事の後ろ支えとなるような記事へのリンクが流れてきたので一読。
とりあえず、この記事への言及は後々していくとして
まず私がやろうとしている事、まさしくイノベーション(正直使いたくない言葉w)の必要性について。

なぜ今イノベーションが必要なのか?
それに関しては、そこら中で色々言われていますが
私が言い出した経緯としては、まず一つの気付きが始まりです。
韓国や中国をパクリパクリと言う割に日本で生み出されるモノを見ると
技術大国日本って言う割に、世界が変わるようなモノで日本発のモノって?っと
ふと疑問に思いました。(ないわけではないですよ)
自動車産業も確かに日本は凄いけど
車を生み出したのは、フォードだし...とか、日本のすばらしい技術をもった企業も
始めは、コピーキャット的な存在から生み出されていました。
もちろん他国での上手く行っているものを自国へローカライズして持ち込む
時差ビジネス(タイムマシン経営)という考え方もあるので
もちろん、悪い事ではないのですが...

今まで日本では、多くのをものを西洋諸国から持ち込み
磨く事で成功を得てきました。
また、結果的にですが磨くのが上手かった為
生み出した国を凌駕し世界の技術大国となりました。

ここまでは、よかったのですが
磨く技術が高かった為に、おろそかになっていた
イノベーションの部分です。

今までは、ICTの発達からハードウェア、ソフトウェアに至まで
製品サイクルが短くなってきた事、グローバリゼーションが進んだ事で
国際企業も増え持ち込んで磨いていては
太刀打ち出来ない部分も生まれてきました。

そこで、今日本にはイノベーションが必要だと考えました。

では、なぜ私がカフェを作ったのか?
私自身は、大学で機械工学や航空力学、ロボット工学を学んできました。
そのとき感じたのは、飛行機を研究室内、広く見ても同学科内の友達に話を聞く程度。
他の学科に気軽に相談できる友達すらいない学生も多くいました。
もちろん、他大学、地域の人に知人がいる学生となるとさらに小さな数字となると思います。

こんな縦割りの中では、あるものを磨き続けすばらしいモノを作って行く事は出来るが新たなモノを生み出すのは難しいなと感じていました。

そこで、カフェを作りました。
突然ブッ飛びましたが、大事な事なのでもう一度。
そこで、カフェを作りました。

私のカフェで生み出すものは、イノベーションのきっかけとなるものです
違う価値観の人や、ロールの人とぶつかると新たなものが生み出され易いと思います。
ザクッと書きましたが、細かい事は下の動画を!
さらにこまい事を聞きたい方は、是非五十川堂へお越し下さい。



で、ここまで来てtwitterのリンク先の話ですが
この中で興味深いのは、イノベーションには多様性が重要。
同じ属性で固めるとアベレージは上がるけど、突飛なブレイクスルーは生まれない。

まさしくアベレージを上げるには
今まで日本が教育で行ってきた事で悪くなかった、けれどもブレイクスルーがおきにくい。

ただ、多様性を求めたチームがすべていいわけではなく
大きく失敗する事も増えるし
それに伴って平均値も落ちる結果が示されていました。
なので、必要なのは多様性を生み出す仕組みづくりと
失敗を許容出来る仕組み作りが必要です。

もちろん、何かを磨くという事もとても大事なので
これは、これで続けるべきですが、新たなアクションを起こせる
場所というか、きっかけも必要で、選択肢を用意しなければ
いけません。

私は、学科も職業も大学も関係なく串刺しに出来る
カフェを作る事で生み出せる
多様性が生み出すモノで少しでも世の中が良くなればと思い
カフェを作りました。
(*そこで活動する人間に多様性を許容してコミュニケーションを
他の人と取れる雰囲気作り、もしくはサポートするコミュニティの
ファシリテーターが必要です。これらを込みで作った)



このカフェで個々で享受できる価値に関してはまた別の機会に。

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