2012年12月29日土曜日

場所で支える

blogの更新が久しく滞っていたので、
2012年の最後に何か書いておこうかなぁと思います。

とりあえず、あまりしない話しを!っと言う事で
僕自身がオープン当初から考えているお金の話しをしようと思います。

これは、五十川堂の存在理由であり
さまざまな人がフラット利用出来る
ドロップインやカフェスタイルのコワーキングスペースが
担っている役割でもあると思います。





今、何かをしようとした場合
活動資金を集めるには、
様々なプラットフォームがあります。
銀行、VC、助成金
行政や企業などからの資金調達です。

もう一つは、
エンジェル投資家や、マイクロファウンディングや、マイクロパトロン
という個人からの資金調達です。
マイクロファウンディングや、マイクロパトロンでは、
web上で個人から小さくお金を集める方法が
今流行ってます。

しかし、ここまでにあげた資金調達では
地域のお金を持ってる
おじいちゃん、おばぁちゃんにリーチできていません。

NPOバンクという形もありますが、
利回りを意識しての出資ではないので
バンク自体の運営資金調達が難しかったりという
現状があります。


そこで、五十川堂の登場です。
五十川堂は、“なんでも出来る”カフェです。

“なんでも”というのが重要です。
カフェには、
普通にお茶をしにくる
地域のおじちゃん、おばちゃん
勉強しにくる学生に
仕事の合間にお弁当を食べに来る営業マン
士業の人に
手芸をしにくる人、読書をしにくる人もいます

そんな中に、webサービスを作りにくる人や
世の中に何か衝撃を!っとチームで取り組んでいる人達の
活動の場にもなっています。

ここで注目して欲しいのが、
喫茶店という形態をとっている為
全員同じドリンク一杯という価格で利用できるということです。

お客さんによって
ドリンクの原価を変えている事はありません。

パーセンテージは違いますが、内訳を考えると
五十川堂で頂いてる、お金は以下のようになります。
例えば、地域の人に彼らは、面白いサービスを作っていて...
っという話しをして、地域の人から出資をしてもらうとなると大変です。

しかし、コーヒー代という形で五十川堂が資金を頂いて場所を維持する。
これで直接的に活動する人間に資金を渡す事は出来ませんが
ドリンク一杯とい価格で現物支給とはなりますが、
活動する場所を提供する事ができます。

五十川堂では、突発的に誰かがプレゼンをしたりする事もあります。
五十川堂は、貸切にしない為
勉強会やイベント、会議をしていても
周りには町の人がいたります。
それも、問題ではありません!
なぜか?それは、五十川堂は地域で支えるスペースで
そこで活動している人達の
ステークフォルダーは、実はお店に来ている
町の人なわけです。

(それに早いうちに多くのロールの人に話しを聞いてもらう事は、出来立てのアイデアにこそ重要な事でもあると思います。)

正直な話し、相手にしているお客さん自体
収益率の高い普通のお客さんにフォーカスをしないと
お店の運営自体は、難しいものになります。
(実際に厳しい)

しかし、飲食店という形態をとりつつも
五十川堂が果たそうとするミッションは
様々な人に場所を解放する事、
そんな場所を地域の財産として維持する事にあります。

「私、五十川堂に行ったてする事ないっと思う人」
是非来て下さい!美味しいエスプレッソをお出ししますし
活動している人を見て面白い発見があるかも知れません。

カフェなので、普通のカフェ的に使うのも
おすすめです。

とりあえず、五十川堂には色んな人が要る(居る)んです。
少し入りづらい入り口ではありますが
気軽にお越し下さい。



今、五十川堂は次のフェーズに向う為に一緒に運営をして行く仲間を捜しています。
平行して、学生インターンも募集します。

・地方における地域コミュニティ創造に興味のある方
・ITの力を使って世界を変えるサービスを作ってみたい方
・コミュニケーションスキルを磨きたい方
・写真の好きな方

以上の項目に当てはまらなくても、興味があれば、来店して下さい。随時、面談をします。多くの方からのご連絡お待ちしています。

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